みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま(@fujiko_comic)です。
本記事では、藤子・F・不二雄先生のSF短編漫画「じじぬき」のあらすじ、ネタバレを詳しくご紹介していきます。
また記事の最後では、「じじぬき」を収録するSF短編集についても一覧で解説していきます。
- 【ネタバレあり】「じじぬき」のあらすじ
- 「じじぬき」を収録するSF短編集一覧
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【ネタバレあり】「じじぬき」のあらすじを紹介
主人公のおじいさんは、家族からないがしろにされている。自分の分のご飯は用意されず、まるで当てつけのように別居する老人の話を、テレビで大音量で流される。
おじいさんの妻であるおばあさんは、既に亡くなっている。それでもおじいさんは踏ん反りかえってでも生きてやると言い、どっしりと構える。
そんなおじいさんの元に、孫がやってくる。釣りにでもいっておいでと言われ、出かけるおじいさん。しかし、雨が降ってきて早々に家に舞い戻る。すると、おじいさんの部屋には、孫の友達がたむろしていた。
おじいさんは怒鳴りつけて追い返すが、孫が母親に泣きつき、大喧嘩となる。おじいさんは拗ねてしまい、当てつけのように釣りに出かける。そして、その最中に亡くなってしまった。
天国には、おばあさんが待っていた。思わず抱き合うおじいさん。しかし、おばあさんが天国の係に頼んで本来の死亡予定日よりも早めに死ぬように仕向けたことを知ると、殴りつけてしまう。
だが、それはおじいさんのことを思っての行動であったため、詫びを入れて2人仲良く天国で暮らすことに。天国では下界の様子を見ることができる。
そこではおじいさんの息子、次男の次郎や、年より友達がおじいさんの死を悲しんでいた。さらに、今までつらく当たっていた家族も、涙を流して後悔の念を語り始める。
おじいさんは考えを改め、死の予定はまだ早いはずだと生き返る。そして、家族に盛大に迎えられた。
しかし、しばらくするとまたも以前のような生活に逆戻り。とうとうおじいさんは、堪忍袋の緒が切れて、裁判で争うことを示唆する。どうせなら死ぬ前に最後っ屁をまき散らしてやると、高笑いするおじいさん。
そこでふっと目が覚める。実は生き返ってからの出来事は、予知夢であったのだ。予知夢を踏まえて、どうするかと天国の職員に尋ねられるおじいさん。
少し考え、やめておこうとおじいさんは答えた。下界では、おじいさんのような立派な子になるようにと母親が孫に言い聞かせている。
人間の価値とは死ねば無条件に上がり、無駄に生きながらえても邪険にされるだけなのである。
SF短編漫画「じじぬき」に対するTwitterでの感想・考察を紹介
ここまでは、SF短編漫画「じじぬき」のあらすじ・ネタバレを詳しくご紹介してきました。
ここでは、実際に藤子先生の「じじぬき」を読んだ方のTwitterでの考察・感想を簡単にご紹介していきます。
「じじぬき」を読んだ他の人の感想・考察を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
藤子・F・不二雄さんの「じじぬき」って作品、全部思いだした。すごい作品だったな。中学の頃読んだけど今でも思い出せるなんて(^_^;藤子・F・不二雄さんの作品は色々読んだけど理解出来なかったり、忘れてしまったこともあるだろう。今度図書館で借りて読もう。今なら少し分かるかもしれない。
— カノン(歌音) (@kanon_888) December 15, 2011
藤子F不二雄短編集、じじぬき読了。夢オチ。(´・ω・`) 現代でも考えさせられる、高齢化社会を訴えてますな。 pic.twitter.com/NbY2xA7BoE
— 舞沢栄 (@sakaemysawa) October 3, 2020
個人的に、69年(モジャ公・ミノタウロスの皿)70年(ドラえもん・じじぬき)71年(新オバQ・ヒョンヒョロ)あたりで、話のパワーで殴りかかってくるのからテクニックで心の隙を突いてくる方へ藤子F先生の作風が変わっていってる印象がある
— nabe (@nabe01382324) March 7, 2021
藤子・F・不二雄のSF短編読んでる
自分の好きな話が「じじぬき」とか「箱舟はいっぱい」なあたりから自分はどんでん返しが好きなんだなあと思っている— みずがね (@_mizugane) January 14, 2021
「じじぬき」を収録するSF短編集一覧
藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は作成された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。
ここでは、「じじぬき」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。
- 異色短編集 1巻(ゴールデンコミックス/小学館)
- 藤子・F・不二雄 SF全短篇 1巻(中公愛蔵版/中央公論社)
- 藤子・F・不二雄 [異色短編集] 1巻(小学館叢書/小学館)
- 藤子・F・不二雄[異色短編集] 1巻(小学館文庫/小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 1巻(小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集 14巻(My First BIG/小学館)
- ビッグコミック×藤子・F・不二雄 SF短編集 下巻(ビッグコミックス/小学館)
- SF・異色短編 1巻(藤子・F・不二雄大全集/小学館)
上記のように「じじぬき」は複数のSF短編集に収録されているため、「じじぬき」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。
結論を言うと、「じじぬき」だけに限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。
藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版
- 巻数:全8冊
- 価格(電子書籍):1,320円
- 価格(紙の書籍):1,980円
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