藤子・F・不二雄SF短編集

藤子・F・不二雄のSF短編漫画「影男」のあらすじ・ネタバレ

影男 藤子・F・不二雄 SF短編集

 

みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま(@fujiko_comic)です。

 

本記事では、藤子・F・不二雄先生のSF短編漫画「影男」のあらすじ、ネタバレを詳しくご紹介していきます。

また記事の最後では、「影男」を収録するSF短編集についても一覧で解説していきます。

この記事の内容
  • 【ネタバレあり】「影男」のあらすじ
  • 「影男」を収録するSF短編集一覧

この記事の信頼性

気ぶりの爺さま
気ぶりの爺さま
この記事を書いている私は藤子・F・不二雄先生の大ファンであり、すべてのSF短編集112作品を読破しています。
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【ネタバレあり】「影男」のあらすじ

青木という男が、倫子という女に「記憶」についての話をしている。

催眠術を深くかけると、意識の奥底に埋もれている古い記憶を呼び起こすことが出来ると言う。さらに年齢を退行させていくと少年期、幼年期、赤ちゃんの頃へ達し、そして遂に生まれてくる以前の記憶にまで遡ることができるらしい。

凛子は疑っているが、青木は実例も沢山あると言う。古い話では、ギリシャの数学者ピタゴラス。彼は自分をトロイ戦争の兵士の生まれ変わりであると主張していたらしい。

二十世紀に入ってからも多くの事例が確認されている。当人が知っているはずの無い古い人物や遠くの街、外国の言葉などを催眠状態によって引き出すことが出来ると言う。

調査の結果、本当であると実証された例もあるらしい。つまり、青木は生まれ変わりを信じているのだ。

話が終わると、倫子を送るために二人で道を歩きだす。倫子はひょっとすると自分も誰かの生まれ変わりであるかも知れないと言う。同意する青木。

二人は誰かの視線を感じて立ち止まる。古い家屋の二階の窓からおじいさんが倫子のことをじっと見つめているのが見える。

その古い家屋は倫子の家の隣にあり、取り壊される予定だったところに、そのおじいさんが越してきたらしい。

その夜、倫子がテスト勉強をサボり、マンガを読んでいると誰かから電話が掛かってくる。電話の声は聞き覚えが無かったが、勉強をやった方が良い、今やっておかないと困ったことになるよと忠告するのだった。

翌日、テストの結果はさんざんであった倫子だったが、それよりも勉強をしていないことをその人が知っていたことが不思議であると青木に相談する。

そして再び電話が鳴る。その声は一週間以内にお父さんが旅行に行くはずだから、必ず付いていくようにと言う。

お父さんに実家からの電話があり、里帰りすることになる。倫子は電話の言いなりになるのが嫌で同行を拒んだ。

しかし、テストの件では確かに電話の声の言うとおりになったため、これも根拠があっての警告なのかもしれないと青木に話す。青木は電話の声の人物は予知能力者なのかと疑う。

夜中、家に一人になった倫子が目を覚ますと誰かが部屋の中に居る。隣の家のおじいさんだった。明日の晩、この家に居ると恐ろしいことになると告げる。

おじいさんは浴室のくぐりのカギが壊れていることを何故か知っていて、家に侵入したと思われるが、どうやってそれを知ったのか。

青木は直接文句を言いにおじいさんに会いに行く。おじいさんは「転生」についてずっと興味を持っており、催眠術を使って自分の前世を確かめていた。

驚くべき事に、自分は倫子の生まれ変わりだというのだ。倫子はまだ生きているものの、霊の世界では時がもつれることもあるらしい。

兎に角、おじいさんは倫子の死を前世で経験しており、今夜ライオンに食い殺されることになるのだと言う。

その夜、おじいさんは倫子の生まれ変わりであると確信した青木は、倫子の家に向かう。するとそこには、本当にライオンが。

二人は追い詰められるものの、おじいさんが身代わりとなり何とか助かる。

タイムパラドックスによっておじいさんは消滅し、誰も彼のことを思い出すことは出来ない。古い家屋も無くなってしまっていたのだった…。

 

「影男」を収録するSF短編集一覧

藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は作成された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。

ここでは、「影男」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。

「影男」の収録作品一覧
  • 藤子不二雄SF短編集 創世日記(サンコミックス/朝日ソノラマ)
  • 藤子・F・不二雄 SF全短篇 2巻(中公愛蔵版/中央公論社)
  • 少年SF短篇 2巻(藤子不二雄ランド/中央公論社)
  • 藤子・F・不二雄SF短篇集 3巻(中公文庫コミック版/中央公論社)
  • 藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 5巻(小学館)
  • 藤子・F・不二雄SF短編集 11巻(My First BIG/小学館)
  • 少年SF短編 2巻(藤子・F・不二雄大全集/小学館)

上記のように「影男」は複数のSF短編集に収録されているため、「影男」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。

結論を言うと、「影男」だけに限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。

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『SF短編集PERFECT版(5)』収録作品一覧

※作品名から個別の詳細ページに移動できます。

  1. 並平家の一日
  2. ぼくの悪行
  3. うちの石炭記
  4. 流血鬼
  5. ベソとこたつと宇宙船
  6. ふたりぼっち
  7. 影男
  8. 宇宙船製造法
  9. 山寺グラフィティ
  10. マイ・ロボット
  11. メフィスト惨歌

 

 

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気ぶりの爺さま
「藤子・F・不二雄 SF短編漫画図鑑」管理人。藤子・F・不二雄先生のSF短編集をこよなく愛しており、すべての短編集を読破。SF短編集の素晴らしさを伝えると同時に、お得にSF短編集を読む方法も発信しています。

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