みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま(@fujiko_comic)です。
現代日本から急速に失われつつある、権威ある親父。
そんな頑固親父を模した奇妙な商品を扱うセールスマンが主人公のSF短編漫画「オヤジロック」。
この記事では、そんな「オヤジロック」のあらすじやネタバレ、考察などを詳しくご紹介していきます。
記事の最後では、「オヤジロック」を収録する『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』を数百円の格安価格で購入する方法も解説します!
- 【ネタバレ注意】「オヤジロック」のあらすじ・結末
- 「オヤジロック」を実際に読んだ感想・考察
- 「オヤジロック」を収録する『SF短編集』を格安購入する方法
この記事の信頼性
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「オヤジロック」の登場人物
「オヤジロック」のあらすじ・ネタバレを解説する前に、登場人物を簡単にご紹介します。
登場人物①:オヤジロックのセールスマン
本作の主人公。
古き良き日本の頑固親父を再現する「オヤジロック」という奇妙な商品を販売している。
しかし、その商品の特殊性からなかなか売れず、公園で暇を潰していたところ「タイムトラベルト」のセールスマンと出会う。
登場人物②:タイムトラベルトのセールスマン
1ヶ月前後の時間移動ができる「タイムトラベルト」を売るセールスマン。
しかし、誰にも本当に時間移動ができると信じてもらえず、なかなか商品を売れずに頭を悩ましている。
登場人物③:団地に住む主婦
団地に住む主婦。
「オヤジロック」のセールスマンに「タイムトラベルト」を利用したセールスをされたことで、大急ぎでオヤジロックを注文する。
【ネタバレ注意】「オヤジロック」のあらすじ・結末
ある暑い夏の午後。
一人のセールスマンが大きな岩のような荷物を背負い、公園のベンチで途方に暮れていた。
マージン50%の広告につられ商品の訪問販売をしてみたものの、売れるどころか迷惑がられる始末。販売元に電話しても取り合ってもらえない。
返却して保証金を取り戻そうと、電話を切り急いで戻ったところ、一人の男がサンプルを見て話しかけてきた。聞けば男もセールスマンで、この商品の使い道を知りたいと言う。
これは「オヤジロック」という商品で、日本の家庭から失われつつある、頑固オヤジの代わりとして作られたプラスチック製の岩である。大きくて重く、オヤジの権威の象徴。それが家の中にあるだけで、心理的な安定感を得られると言う触れ込みであった。
ニーズの無い商品は売りようがないと嘆くセールスマンに対し、男はニーズがあっても売れない商品があると言う。夢物語として聞いて欲しいと前置きし、時間旅行が出来る「タイムトラベルト」を取り出す。
実演しても誰も信じないとボヤく男に、『タイムマシンがあれば、どんな商品でも売ってみせる』と豪語するオヤジロックのセールスマン。ジョークのつもりやって見せるので、本当に成功したら借り賃としてマージンの70%を支払うと言った。
しばらくして、大慌てで戻って来たセールスマン。そのベルトは本物のタイムマシンだった。
あっという間にオヤジロックを売り捌き、追加注文の電話を掛ける彼に、どうやって売ったのか尋ねる男。曰く、タイムパラドックスの応用で、どんな商品にも通じるセールスポイントを作ったとの事。
着いていくと彼は団地の一室を訪ね、主婦を一か月後の世界に連れて行く。すると周囲の家が続々とオヤジロックを導入している様子を見て、大至急ウチにも持ってきてと注文する。
日本では普及率が50%を超えると爆発的に上昇するという、なだれ現象を利用した見事な売り方に感心する男。
元の世界に戻り、男は約束の70%のマージンをセールスマンに要求したところ、法外だと突っぱねられ二人は口論になる。
怒り狂った男は、「それならば一時間前の世界に戻してやる」とタイムベルトを使用した。
気がつくと元のベンチに一人佇み、「暑さのせいでおかしな夢を見た」と呟くセールスマンだった。
「オヤジロック」のTwitterでの感想・考察
ここでは、実際にSF短編漫画「オヤジロック」を読んだ方のTwitterでの感想・考察をご紹介していきます。
「オヤジロック」に対する他の読者の感想・考察を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
で、ふと思い出したのが、藤子F先生の短編集の『オヤジロック』って話。
父親代わりになるという触れ込みの大岩と、時間移動出来るタイムベルトなる、とても売れそうもない商品を売る二人のセールスマンが組んで、その大岩を空前の大ヒット商品にするって内容。
— 大前木田ゆうき (@oomaekidayuuki) October 21, 2020
「オヤジロック」の元ネタですね、これ! https://t.co/f40em1vnXI
— 藤子FCネオ・ユートピア (@FujikoFC_NU) March 3, 2021
「鬼滅の刃」も「アナ雪」も「半沢直樹」も、その他大流行した理由としてはいずれもこれじゃねぇかと。ただ一定レベルに達するだけの実力はなきゃいけないんでしょうけれども。藤子・F・不二雄短編「オヤジロック」より。#知らんけど pic.twitter.com/JEjWWFDjj0
— mosrite(ステージに立ってない)owner (@mosriteowner) October 23, 2020
そこを訪れる人々に毎日のように居場所を変えられている公園の石だけど、危ないから撤去しようって話にはならんのか? かなり管理されている公園だっていうのにいつまでも転がっているのが不思議だ。
もしかして藤子・F・不二雄の『オヤジロック』的な存在だったりして。 pic.twitter.com/2gShAd9DRD— 自炊派悪筆日記 (@hiraiwa_ayumu) October 17, 2018
「オヤジロック」を収録するSF短編集一覧
藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は発表された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。
ここでは、「オヤジロック」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。
- 異色短編集 1巻(ゴールデンコミックス/小学館)
- 藤子・F・不二雄 SF全短篇 1巻(中公愛蔵版/中央公論社)
- 藤子・F・不二雄 [異色短編集] 1巻(小学館叢書/小学館)
- 藤子・F・不二雄[異色短編集] 1巻(小学館文庫/小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 4巻(小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集 4巻(My First BIG/小学館)
- SF・異色短編 4巻(藤子・F・不二雄大全集/小学館)
上記のように「オヤジロック」は複数のSF短編集に収録されているため、「オヤジロック」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。
結論を言うと、「オヤジロック」に限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。
藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版
- 巻数:全8冊
- 価格(電子書籍):1,320円
- 価格(紙の書籍):1,980円
『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』には、1冊に10作品以上の短編漫画が収録されており、かつ様々なサイトで販売されているので購入もしやすくオススメです。
「オヤジロック」を収録する『SF短編集PERFECT版』を格安購入する方法
日本国内の電子書籍52サイトを徹底比較した結果、以下の3サイトにて『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』を数百円の格安価格で購入できることが分かりました。
- ebookjapan:たくさんのSF短編作品を読みたい方向け
- コミックシーモア:とりあえず1冊SF短編集を読んでみたい方向け
- U-NEXT:SF短編作品と一緒に、藤子先生の映像作品も見たい方向け
上記3サイトでは、初回購入時などに配布されるクーポン・ポイントを利用することで、「オヤジロック」などSF短編漫画10作品収録する『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版(4)』を数百円の格安価格で購入することができます。
この中でも合計3,000円の割引でSF短編集を購入できるebookjapanが、個人的に最もおすすめする電子書籍サイトです。
※作品名から個別の解説記事に移動できます。
「でもSF短編集をお得に読める3サイトについて、もう少し詳しく知りたい」
このように感じた方は、【2022年最新版】藤子・F・不二雄SF短編集を超お得に読める電子書籍3サイトにて、それぞれ3サイトの特徴や、向いている方などを詳しく解説しています。
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