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藤子・F・不二雄のSF短編漫画「老年期の終り」のあらすじ・ネタバレ

老年期の終り 藤子・F・不二雄 SF短編集
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みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま(@fujiko_comic)です。

 

本記事では、藤子・F・不二雄先生のSF短編漫画「老年期の終り」のあらすじ、ネタバレを詳しくご紹介していきます。

また記事の最後では、「老年期の終り」を収録するSF短編集についても一覧で解説していきます。

この記事の内容
  • 【ネタバレあり】「老年期の終り」のあらすじ
  • 「老年期の終り」を収録するSF短編集一覧

この記事の信頼性

気ぶりの爺さま
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【ネタバレあり】「老年期の終り」のあらすじ

舞台は銀河系の中心近くにある惑星ラグラング。

ほとんど無人となった都市をパトロールする保安官とウルバンは、廃墟に生体反応を感知し、ビルの中へ。そこでは司書のゲヒラが、ラグラング5000年の歴史を記録・保存する仕事にけりを付けようとしていた。

突如、鳴り響く警報の音。空から謎の宇宙船がコントロールを失いつつ、都市へ堕ちようとしていた。

重力波を使って不時着させ、中を調べると、乗組員が一人、カプセルで冷凍保存されていた。どうやら、古代文明の技術(現在のラグラングから見て)によって作られた宇宙船らしい。

医学生の卵であるマリモによって処置を施された乗組員のイケダは目を覚ますと、初めての異種人類との接触とは思えないほどの感慨の無さに驚く。そして、ラグラングの総督へ地球からの文書を届けると、彼からラグラングの住人は今日をもって星を放棄し、地球へと旅立つのだと伝えられる。

イケダは地球から6000年かけてラグラングへ到着したのだが、今の技術では60日しかかからないのだという。自分の6000年が無駄であったと知り、気絶するイケダ。

イケダはマリモと一緒に「マギー、若き日の歌を」を聴く。イケダの友達の歌声であったが、現在では古代の歌謡曲であった。

ゲヒラはイケダにラグラングの歴史を聞かせる。二十三世紀の半ばにワープ航法が発明されたこと。今いる丘の上に宇宙飛行士が降り立った日のこと。自分も幼き日に丘の上からロケットを眺めるのが大好きだったこと。

イケダはゲヒラに、なぜこの星を捨てる必要があるのかを問う。ゲヒラは、人類という種そのものが、好奇心と行動力に満ちあふれた青年期を終え、老年期に入ったのだと説明する。新しいものに目を向けなくなった人類には、宇宙開発の前線基地であるラグラングは必要なくなったのだった。

イケダとマリモは、昔の宇宙船が展示されているメモリアルホールに立ち寄ることにする。誰も訪れなくなったホールには、使われなくなった空港を見守り続ける空港長の姿があった。

この空港が栄えたのは、空港長のおじいさんの、そのまたおじいさんの時代だと言う。圧倒的な時間の流れに泣き崩れるイケダ。

イケダは決心する。再び自分が乗ってきたロケットに乗り込み、人類が立ち入ったこと無い銀河の果てを再び旅することを。マリモは反対するも、揺るがないイケダの意思に感化され、自分も同行すると告げる。

最後に人類は、自分たちがとうに失ったもの、未知のものへ挑む勇気に接触したのだ。星に残ることにしたゲヒラが見送る中、ラグラングの住人を乗せた宇宙船が地球に向けて旅立つのだった。

 

「老年期の終り」を収録するSF短編集一覧

藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は作成された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。

ここでは、「老年期の終り」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。

「老年期の終り」の収録作品一覧
  • 藤子不二雄SF短編集 創世日記(サンコミックス/朝日ソノラマ)
  • 藤子・F・不二雄 SF全短篇 2巻(中公愛蔵版/中央公論社)
  • 少年SF短篇 2巻(藤子不二雄ランド/中央公論社)
  • 藤子・F・不二雄SF短篇集 1巻(中公文庫コミック版/中央公論社)
  • ビッグ作家 究極短編集 藤子・F・不二雄(ビッグコミックス/小学館)
  • 藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 4巻(小学館)
  • 藤子・F・不二雄SF短編集 1巻(My First BIG/小学館)
  • 少年SF短編 2巻(藤子・F・不二雄大全集/小学館)

上記のように「老年期の終り」は複数のSF短編集に収録されているため、「老年期の終り」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。

結論を言うと、「老年期の終り」だけに限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。

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気ぶりの爺さま
「藤子・F・不二雄 SF短編漫画図鑑」管理人。藤子・F・不二雄先生のSF短編集をこよなく愛しており、すべての短編集を読破。SF短編集の素晴らしさを伝えると同時に、お得にSF短編集を読む方法も発信しています。
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