みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま(@fujiko_comic)です。
本記事では、藤子・F・不二雄先生のSF短編漫画「創世日記」のあらすじ、ネタバレを詳しくご紹介していきます。
また記事の最後では、「創世日記」を収録するSF短編集についても一覧で解説していきます。
- 【ネタバレあり】「創世日記」のあらすじ
- 「創世日記」を収録するSF短編集一覧
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【ネタバレあり】「創世日記」のあらすじ
主人公の青年は、パジャマを着たまま外で夜空を見上げている。そして、自分はこの世界に生まれた生命第一号だと妄想を膨らませている。
しかし、そんな青年の妄想を邪魔する男がいた。そんな簡単に生命は生まれない。そんな簡単にいくなら苦労しない苦労しないと言われ、何の話だと尋ねる青年。すると、地球・生命・人間を作る装置一式を部屋に置き、観察日記をつけてほしいと頼まれる。
軽い気持ちで引き受ける青年。男を部屋まで招き、装置をセットしてもらう。日記は毎日頼むとだけ言い残し、男は部屋を出ていく。
青年は上手いこと騙されたかと思うが、装置の中を覗き込んでみると、果てしない宇宙が広がっていた。それからの青年は勉強や友達との会話もおざなりにして、地球の製造に勤しんだ。
海ができ、陸ができ、生命が生まれた。しかし、勉強をせずにそちらにばかり注力した結果、両親の怒りを買うこととなり、装置を捨てられてしまう。
そのことを男に伝えると、男は激怒し、実は青年が作った地球がこの地球になるはずだったんだと語る。このままでは連鎖が断ち切られてしまう。どうにか探し出してくれと男に言われ、何の手がかりもないが、手当たり次第に探してみる。
しかし、どこにもない。もはや世界は消えてしまうのか。青年が諦めの気持ちでいると、友人とたまたま入った草むらで、装置を発見する。装置は無事に地球を作り続けており、青年は男に感謝された。
男は青年のことを神様と呼び、装置を持ちかえった。その後、季節がいくつか過ぎた。青年の元には小さな声が時々聞こえる。
「神様助けて」「神様お願いします」
そのような声に「願いは聞いてやるぞ」とつぶやくと、感謝の念が聞こえてくる。今度、自分で自分が高校入試に合格するようにと願ってみようかと考えたところで物語は終わる。
「創世日記」のツイッターでの感想・考察
次に「創世日記」を実際に読んだ方の感想や考察をご紹介していきます。
ここでは、ツイッターとでの考察やレビューを紹介していきますね!
ツイッターでの「創世日記」の感想・考察
藤子FのSF短編『創世日記』は、いわゆるフェデッセンの宇宙系の作品だけど、まるで人間原理と多宇宙理論のことを描いているかのようで読み返して唸ってしまった pic.twitter.com/RF5iqbkEA9
— 秋月朗芳@増刷『UFO手帖5.1』 (@penpal_pfm) October 29, 2013
藤子・F・不二雄先生の短編『創世日記』を、公式にゲームアプリ化して頂きたい。 pic.twitter.com/qXjZ0CaQ7W
— まつばやししゅうと102γ64 (@shuto_matsubaya) June 29, 2017
『のび太の創世日記』は、藤子F先生が述べていたとおり、これまで短編で描いてきた創世テーマの決定版にしようと意気込んで着手した作品です。ところが、あんなこともしてみたい、こんなこともしたいと構想が膨れ上がり、それが誤算になったといいます。
— 稲垣高広(仮面次郎/koikesan) (@kamenjiro) June 12, 2015
#まゆみのアニメのお仕事シリーズ
藤子・F・不二雄自身、創世記をライフ・ワークだとも公言しており「創世日記」などの自身のSF短編やドラえもんの短編数本など同様のテーマの作品の集大成にすべく多くの資料を使って練り上げられたという。#ドラえもんのび太の創世日記 pic.twitter.com/1BLnqplITD— 織田真由美 (@oda4131) August 3, 2020
「創世日記」を収録するSF短編集一覧
藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は作成された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。
ここでは、「創世日記」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。
- 藤子不二雄SF短編集 創世日記(サンコミックス/朝日ソノラマ)
- 藤子・F・不二雄 SF全短篇 2巻(中公愛蔵版/中央公論社)
- 少年SF短篇 2巻(藤子不二雄ランド/中央公論社)
- 藤子・F・不二雄SF短篇集 1巻(中公文庫コミック版/中央公論社)
- 藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 6巻(小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集 5巻(My First BIG/小学館)
- 少年SF短編 2巻(藤子・F・不二雄大全集/小学館)
上記のように「創世日記」は複数のSF短編集に収録されているため、「創世日記」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。
結論を言うと、「創世日記」だけに限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。
藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版
- 巻数:全8冊
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- 価格(紙の書籍):1,980円
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「創世日記」をはじめとしたSF短編集を読んでみたい方は、ぜひ『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 6巻』の購入を検討してみてください!
※作品名から個別の解説記事に移動できます。
- 恋人製造法
- 創世日記
- 神さまごっこ
- パラレル同窓会
- 四畳半SL旅行
- あいつのタイムマシン
- 街がいた!!
- いけにえ
- 征地球論
- コマーさる
- 絶滅の島(サイレント版)
- 超兵器ガ壱号(超兵器ガ壱號)
- クレオパトラだぞ
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