藤子・F・不二雄のSF短編「スーパーさん」のあらすじ・ネタバレ

 

みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま（@fujiko_comic）です。

 

本記事では、藤子・F・不二雄先生のSF短編漫画「スーパーさん」のあらすじ、ネタバレを詳しくご紹介していきます。

また記事の最後では、「スーパーさん」を収録するSF短編集についても一覧で解説していきます。

この記事の信頼性

 

 

【ネタバレあり】「スーパーさん」のあらすじ

ある日突然、横町にあるスーパーマーケット「スーパーやすい堂」のむすめがスーパーマンになってしまう。

女の子なのにスーパーマンなんてと両親は渋い顔をする。そんな両親とは対照的に、町の人たちはスーパーマンの登場に浮き足立っている。町内会長まで駆けつけ、むすめがスーパーマンになったことを祝われたが、両親はお金儲けができるわけでもないので、嘆いてばかりいた。

しかし、町内会長にスーパーマンのむすめがいることで店の宣伝になると言われたことにより、両親はそれまでの態度と一変して大喜びする。

むすめは両親にスーパーマンとしての活動をがんばりなさいと言われるが、具体的に何をすれば良いのか解らないでいた。

とりあえず、娘はスーパーマンになるに当たって何をすれば良いかを教えてもらうことにした。娘はスーパーマンが悪と対峙し、ギャングを倒したり、怪獣を倒したりできることを学び、スーパーさんとしてこれからがんばっていくことを決めた。

しかし、町を見回っても怪獣どころか事件一つ起きていないため、暇を持て余してしまった。

そこで、スーパーさんはスーパーマンとして活躍するために、みんなに自分のことを知ってもらおうと宣伝することにした。

まず、看板を描いて宣伝しようとするが、人の家の塀に勝手に描いてしまったため、家主に掃除するように言われ、力の加減を間違えて家の塀を壊して怒られてしまう。

次に、透視をして事件が起きていないか確認するが、何もないのに家に入っていって、ラーメンを食べさせてもらうだけで帰ってしまう。

良いことをしようと奮闘するが、なかなかスーパーマンとして活躍できていないスーパーさん。はたしてスーパーさんは、正義のヒーローになれるのだろうか。

 

「スーパーさん」を収録するSF短編集一覧

藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は作成された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。

ここでは、「スーパーさん」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。

上記のように「スーパーさん」は複数のSF短編集に収録されているため、「スーパーさん」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。

結論を言うと、「スーパーさん」だけに限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。

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