みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま(@fujiko_comic)です。
本記事では、藤子・F・不二雄先生のSF短編漫画「考える足」のあらすじ、ネタバレを詳しくご紹介していきます。
また記事の最後では、「考える足」を収録するSF短編集についても一覧で解説していきます。
- 【ネタバレあり】「考える足」のあらすじ
- 「考える足」を収録するSF短編集一覧
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【ネタバレあり】「考える足」のあらすじ
英才は野球の好きな少年だ。はっきり言って、勉強は得意ではない。しかし、学者家系の母親は英才が進学校に進み、いい大学に入ることを望んでいる。
時間の無駄だと禁じられていたにも関わらず、母親の目を盗んで野球をしていたことがバレてお説教されるが、英才は自分には勉学は向いていないと半ば諦めてしまっている。
ある日、真面目に塾に行かない英才のために、母親は家庭教師の先生を連れて来た。先生に対して、自分が如何に勉学に向いていないかを力説する英才。
そんな英才の足にある変化が起きていた。足の裏に『何か』が出来ている。痛くも痒くもないので放っておいたが、やがてその『何か』は眼となり、意思を持ち始める。つまり、本体である英才とは別に、足が一人でに動き出したのだ。
勉強嫌いの本体とは裏腹に英才の足は勉学に勤しみ、勉強しない本体に苛立ちを覚える。あり得ない事態に慌てふためき、ノイローゼ気味になってしまう英才だが、先生と話すことで少し気持ちが落ち着いた。
その晩、荒天のため泊まっていくことになった先生と並んで眠る英才は、本体ではなく足の意識のもとでキッチンまで来てしまう。何と足が、本体から自分を切り離そうとしているではないか。
英才が自分の足と揉み合う音を聞きつけた先生と、2人がかりでようやく足を静めることに成功した。意思を持つ足を目の当たりにした先生は、頭と腰、2箇所に脳細胞を持つ恐竜の話を英才に聞かせる。
この足もそれと同じではないかということ、そして本体から切り離したとて、別の生命体として生きるのは不可能だろうということを英才と足、それぞれに言い聞かせたのだ。
先生の言葉を聞き、共存の道を選んだ英才と足であった。
「考える足」を収録するSF短編集一覧
藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は作成された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。
ここでは、「考える足」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。
- 藤子不二雄SF短編集 創世日記(サンコミックス/朝日ソノラマ)
- 藤子・F・不二雄 SF全短篇 2巻(中公愛蔵版/中央公論社)
- 少年SF短篇 1巻(藤子不二雄ランド/中央公論社)
- 藤子・F・不二雄SF短篇集 4巻(中公文庫コミック版/中央公論社)
- 藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 4巻(小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集 15巻(My First BIG/小学館)
- 少年SF短編 2巻(藤子・F・不二雄大全集/小学館)
上記のように「考える足」は複数のSF短編集に収録されているため、「考える足」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。
結論を言うと、「考える足」だけに限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。
藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版
- 巻数:全8冊
- 価格(電子書籍):1,320円
- 価格(紙の書籍):1,980円
『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』には、1冊に10作品以上の短編漫画が収録されており、かつAmazonや楽天でも販売されているので購入もしやすくオススメです。
「考える足」をはじめとしたSF短編集を読んでみたい方は、ぜひ『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 4巻』の購入を検討してみてください!
※作品名から個別の解説記事に移動できます。
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