みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま(@fujiko_comic)です。
地球に彗星が接近し、地上が甚大な被害を被るにも関わらず、シェルターに入れない大多数の国民にはその真実が知らされない…。
この記事では、そんなSF短編漫画「箱舟はいっぱい」のあらすじやネタバレ、ラストの結末などを詳しくご紹介していきます。
記事の最後では、「箱舟はいっぱい」を収録する『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』を数百円の格安価格で購入する方法も解説します!
- 【ネタバレあり】「箱舟はいっぱい」のあらすじ・結末
- 「箱舟はいっぱい」を実際に読んだ感想・考察
- 「箱舟はいっぱい」を収録する『SF短編集』を格安購入する方法
この記事の信頼性
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「箱舟はいっぱい」の登場人物を解説
「箱舟はいっぱい」のあらすじ・ネタバレを解説する前に、登場人物を簡単にご紹介します。
登場人物①:大山
本作の主人公。
長年マイホームの夢を抱いており、近所の細川から庭付きの新築一戸建てを500万円で買ってもらえないかとお願いされる。
はじめは大喜びしていた大山だったが、ノア機構の連絡員がやってきてからは何か違和感を感じ始める。
登場人物②:大山の妻
大山の妻。
細川のあまりにも条件が良すぎる提案に一抹の不安を抱く。
登場人物③:大山の息子
大山の息子。
細川の娘であるやっちゃんから、「細川家のみロケットに乗れる」という謎の噂を聞いてしまう。
登場人物④:細川
大山の家の近くに住む隣人。
突然の入用が発生したとの理由から、新築したばかりの一戸建ての家を大山に買ってもらえないかお願いする。
登場人物⑤:ノア機構の連絡員
夜遅くに大山の家を訪ねてくる、ノア機構の連絡員。
突然ノアロケット計画の進捗状況を説明し、500万円を要求してくるが、その目的とは一体…。
登場人物⑥:テレビの司会者
テレビの司会者。
生放送中に突然ノアロケットの存在を公表し、番組を中断させてしまうほどの騒ぎを起こす。
【ネタバレあり】「箱舟はいっぱい」のあらすじ・結末
会社からの夜の帰り道、大山は隣の家の細川から「家を500万円で買ってほしい。」とお願いされる。
急に現金が必要になったということだが、大山は大喜び。というのも、細川の家は大きな庭付きの新築で、相場では土地だけでも2,000万円はくだらない価値があったからだ。
帰宅後、大喜びで妻にことの顛末を話す大山だったが、一家が暮らす借家に「ノア機構」と名乗る男が家を訪ねてきた。
「ノア機構」の男はずかずかと上がり込み、ロケットの写真を見せながら「運のいい方だ。選出の確率の低さは天文学的でしたからね」と言い、突然500万円を請求してくる。大山には訳がわからない。
隣の細川の家と勘違いしていたことに気づいた「ノア機構」の男は、慌てて大山の借家を出て行った。
次の日、大山の息子が細川の息子とケンカして、「お星さまがぶつかってみんな死んじゃう。やっちゃん(細川の息子)ちだけがロケットに乗れる!」と、泣きながら帰ってきた。
地球が彗星とぶつかる話は三年前にあったが、それは天文台の計算間違いで嘘だったということになっている。大山の妻は息子に安心して遊んできなさいと話した。
その頃、大山と同僚たちは休憩時間に「3年前の彗星と地球がぶつかる騒ぎ」の話題になっていた。
3年前の騒ぎが本当なら今月末に地球の最後が来る…。同僚の一人が、否定声明の方が実は嘘だったとある筋から聞いたと告げた。世界中が大騒ぎになったから嘘の声明を出し、ひそかに人類救済策を準備してきたと。
その夜、テレビ歌番組の生放送中に司会の男が「富士山の麓でジャンボなロケットが作られている。ひと握りしか乗れない!地球は彗星とぶつかって壊れるんです!」と突然声を荒らげる。それを見て衝撃を受ける大山と家族。すぐさま細川の家に、殴り込みをかけた。
国会議事堂前は「箱舟にのせろ!」のプラカードを掲げたデモ隊を機動隊が押さえ込む騒ぎとなっていた。首相は「彗星との衝突は断じてありません!」と声明を出すが、大山は「また嘘か…」と家族を守れない不甲斐なさに絶望する。
そして後日、「ノア機構」は3年前の騒ぎに目をつけた悪質な詐欺であり、根こそぎ検挙されたと報道された。笑いながらテレビを見る大山と家族。細川とも仲直りした。
しかし、首相は「彗星が地球に接触することは決定的で、大暴風雨、大地震、大津波など壊滅的な影響を受けるのは必至である」との真実の報告を受けていた。ノア機構は国民の目をそらすダミーであり、各地に作ったシェルターの許容人数は限られている。首相は無念のままシェルターへ向かった。
風の強まるある日、仲違いの後の和解でより仲良くなった大山と細川は、家族で遠足に出かけようとしていた。
近所の別の家族も遠足へ出かけるのか、大きな荷物を持っている。それにしても何だか、雲行きが怪しく、さらに風が強くなってきていた…。
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「箱舟はいっぱい」のTwitterでの感想・考察
ここでは、実際にSF短編漫画「箱舟はいっぱい」を読んだ方のTwitterでの感想・考察をご紹介していきます。
「箱舟はいっぱい」に対する他の読者の感想・考察を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください!
藤子不二雄の名短編に『箱舟はいっぱい』っていう作品があるんだけど、あれ、日本どころか地球を脅かすのは「彗星」なんだけど、そのまんま「コロナウィルス」に置き換えて読める。で、考える訳、あ、政府の箱舟リストに私の名前は入ってないなって。
— 瀧口雅仁 (@bonga460523) November 19, 2020
台風19号で藤子・F・不二雄のSF短編「箱舟はいっぱい」ラストを思い出す人 pic.twitter.com/vqE6s0WrFh
— たまトワ@陣形棋師家 (@jinkeiki_shiji) October 11, 2019
「箱舟はいっぱい」という好きな藤子不二雄の短編がある。あらすじはWikiにあるけど彗星が地球をかすめるので地上は壊滅する、日本では無作為に選ばれた4万人だけが逃げられるがその秘密が公になるというもの。ラストの少しづつ天気が荒れるシーンを台風で思い出した。子どもにも読ませないとね。
— 漢は黙ってATM🍒 (@GanbaruATM) October 11, 2019
「ダ・ヴィンチ」8月号のフジファブリックインタビューで「山内総一郎を作った3冊」のひとつに「藤子・F・不二雄異色短編集 箱舟はいっぱい」が挙げられています。山内さんは20年以上これを読み続けているそうです。
— 稲垣高広(仮面次郎/koikesan) (@kamenjiro) July 6, 2014
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「箱舟はいっぱい」を収録するSF短編集一覧
藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は発表された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。
ここでは、「箱舟はいっぱい」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。
- 異色短編集 4巻(ゴールデンコミックス/小学館)
- 藤子・F・不二雄 SF全短篇 1巻(中公愛蔵版/中央公論社)
- 異色SF短篇 3巻(藤子不二雄ランド/中央公論社)
- 藤子・F・不二雄 [異色短編集] 2巻(小学館叢書/小学館)
- 藤子・F・不二雄[異色短編集] 3巻(小学館文庫/小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 2巻(小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集 14巻(My First BIG/小学館)
- SF・異色短編 4巻(藤子・F・不二雄大全集/小学館)
上記のように「箱舟はいっぱい」は複数のSF短編集に収録されているため、「箱舟はいっぱい」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。
結論を言うと、「箱舟はいっぱい」に限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。
藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版
- 巻数:全8冊
- 価格(電子書籍):1,320円
- 価格(紙の書籍):1,980円
『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』には、1冊に10作品以上の短編漫画が収録されており、かつ様々なサイトで販売されているので購入もしやすくオススメです。
「箱舟はいっぱい」を収録する『SF短編集』を格安購入する方法を解説
日本国内の電子書籍52サイトを徹底比較した結果、以下の3サイトにて『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』を数百円の格安価格で購入できることが分かりました。
- ebookjapan:たくさんのSF短編作品を読みたい方向け
- コミックシーモア:とりあえず1冊SF短編集を読んでみたい方向け
- U-NEXT:SF短編作品と一緒に、藤子先生の映像作品も見たい方向け
上記3サイトでは、初回購入時などに配布されるクーポン・ポイントを利用することで、「箱舟はいっぱい」などSF短編漫画10作品収録する『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版(2)』を数百円の格安価格で購入することができます。
この中でも合計3,000円の割引でSF短編集を購入できるebookjapanが、個人的に最もおすすめする電子書籍サイトです。
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※作品名から個別の解説記事に移動できます。
- 休日のガンマン
- スタジオ・ボロ物語
- 定年退食
- 権敷無妾付き
- ミラクルマン
- ノスタル爺
- コロリころげた木の根っ子
- 間引き
- 箱舟はいっぱい
- アン子大いに怒る(赤毛のアン子)
- やすらぎの館
- ポストの中の明日
- どことなくなんとなく
- ボクラ共和国
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このように感じた方は、【2022年最新版】藤子・F・不二雄SF短編集を超お得に読める電子書籍3サイトにて、それぞれ3サイトの特徴や、向いている方などを詳しく解説しています。
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