みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま(@fujiko_comic)です。
この記事では、核戦争による衝撃的な結末で完結する藤子・F・不二雄先生のSF短編漫画「ある日……」をご紹介します。
「ある日……」の登場人物やあらすじ、ネタバレ、考察・感想などを詳しく知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください!
記事の後半では、「ある日……」をはじめとした藤子先生のSF短編集を数百円の格安価格で購入する方法もご紹介していきます。
- 【ネタバレ注意】「ある日……」のあらすじ
- 「ある日……」を実際に読んで感じた感想・考察
- 「ある日……」の2ch(なんj)やTwitterでの評価
- 「ある日……」をはじめとしたSF短編集をお得に読む方法
この記事の信頼性
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SF短編漫画「ある日……」の登場人物を紹介
まずは、「ある日……」に登場する登場人物を簡単にご紹介していきます。
登場人物①:土井
みどりヶ丘シネサークルの会員。
海外出張の多い仕事をしていることから、訪れた各国をジョギングするという「世界を駆ける男」というオリジナル短編映画を披露した。
登場人物②:立花
みどりヶ丘シネサークルの会員。
12年前に建てたマイホームの2階にカメラを設置し、毎日写真撮影することで、街の風景が移り変わっていく映像作品を披露する。
登場人物③:会長
みどりヶ丘シネサークルの会長。
「スターウォーク」というスターウォーズのパロディ作品を会員たちに上映した。
登場人物④:佐久間
みどりヶ丘シネサークルの会員。
各会員がそれぞれの映像作品を褒め称える中、一人だけ「どれもこれもつまらない」と言い放つ。
「ある日……」という突然の核戦争により、小市民たちの生活が一瞬にして消滅するという短編映画を披露した。
【ネタバレ注意】「ある日……」のあらすじを紹介
ある住宅街の一軒家にて、アマチュア映画愛好家4人が「みどりヶ丘シネサークル」の記念すべき第1回目の映写会を開催していた。
くじ引きで上映する順番を決めることになり、それぞれ自分たちが持ち寄った映像作品の上映を始める。
トップバッターである土井は、仕事の出張で訪れた世界の国々をジョギングする内容の「世界を駆ける男」という映像作品を公開し、会員たちを驚かせた。
2番目の立花は、12年前に購入したマイホームの2階から撮影した「街の風景の移り変わり」を収録した映像作品を披露する。
「みどりヶ丘シネサークル」の会長は、手間とお金には糸目をかけず、スターウォーズのパロディ作品「スターウォーク」を披露する。
そのクオリティの高さと内容の面白さから土井と立花は大笑いするも、佐久間だけが「どれもこれもつまらない」と言い放った。
佐久間以外の会員は気分を悪くするも、それほどまでに自信のある佐久間の映像を「とりあえず見てみよう」という流れになる。
佐久間が上映した作品のタイトルは「ある日……」。
通勤風景、昼下がりの公園、買い物に行く主婦、遊ぶ子供達。ただの日常生活のスケッチを撮影した映像は、突然「プツン…」と途切れ終了する。
なんの変哲もない映像に会員たちは呆気にとられ笑う中、この作品は「ある日突然、核戦争が始まり小市民の生活が消滅する」という内容だと佐久間は解説する。
それでも「唐突すぎる」「伏線もない」と嘲笑する会員たちだったが、最後は「プツン…」という音ともに作品自体も終了する。
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「ある日……」を実際に読んで感じた感想・考察を紹介
ここでは、私が「ある日……」を読んでみて感じた感想や考察などを簡単にご紹介していきます。
「ある日……」は冷戦期の核戦争の恐ろしさを扱った作品
藤子・F・不二雄先生が「ある日……」を発表されたのは、1982年5月の冷戦期真っ只中でした。
当時はアメリカとソ連による核戦争が現実味を帯びていた時期でもあったことから、このような核戦争による世界の崩壊を描いた短編漫画を発表されたのだと考えられます。
藤子・F・不二雄先生といえば「ドラえもん」や「キテレツ大百科」のようなコミカルな作品が有名ではありますが、「ある日……」のように現実味があり、深く考えさせられる作品を読むことができるのはSF短編集ならではの魅力ではないかと思います。
序盤の和やかな雰囲気から、現実に引き戻される後半への移り変わりが秀逸
「ある日……」の序盤は、あるアマチュア映画サークルでの和やかなストーリーが描かれており、初めのうちは読者も「核戦争を扱う短編漫画」だとはとても思わないはずです。
しかし、ストーリーが後半に進むにつれ、一気に話の流れが変わり、現実世界の恐ろしさを実感させられる内容に変わっていきます。
登場人物の佐久間が上映した「ある日……」では、突然何の前触れもなく核戦争が起こり、小市民の生活が消滅してしまう姿を描いています。
確かにいきなり核戦争が始まり、世界が破壊されるというストーリーは唐突すぎるようにも感じられます。しかし、実際に核兵器が使用されるときは、この作品のように何の前触れもなく突然使用されるものなのかもしれません。
冷戦期と現代を比較することはできませんが、「ある日……」は日本人の核兵器や戦争に対する意識の低さ、問題意識のなさを忠告・実感させてくれる作品なのではないかと思っています。
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「ある日……」の2ch(なんJ)やTwitterでの評価
次に2ch(なんJ)やTwitterでの「ある日……」の作品としての評価をご紹介していきます。
「ある日……」の2ch(なんJ)での評価は?
まずは2ch(なんJ)での「ある日……」の評価をご紹介します。
ここでご紹介するレスやコメントは、藤子・F・不二雄のSF短編で打線組んだwwwwwwというスレッドから引用しています。
ワンポイント左腕 ある日…
>69
打者死にそう
ある日…のラストは読んでてファッ!?って声出た
タイトル忘れたけどある日突然核戦争になって終わる話
「ある日……」のTwitterでの評価・口コミ・評判
トレンドの「ミサイル50発」で色々な反応を見て
何となく藤子先生の「ある日」を思い出したり pic.twitter.com/q83DLmAhH9— 葵月 (@zabu72nezu271) April 24, 2017
100日後に死ぬワニを見ていて、自分は藤子F先生の作品である「ある日」を思い出しました。
死の伏線が見当たらず、突然起きるワニくんの死…
死のタイミングが分かる読者に対して、当事者のワニくんにとってはふらりとその運命がくるんだなと思いました。 pic.twitter.com/iDO3VeEM4z— ガウルンさん (@i83472366) March 20, 2020
今日は8月6日ということで、核戦争関係の短編を一つ。やはり藤子F先生の「ある日…」ですが、実は本作品、最後の頁でようやく核戦争の「その瞬間」である(らしい)ことが示唆されますが、そこでの「戦争」表現がなかなか秀逸です。すなわち、「その日は唐突に、伏線や説得力なぞなく…」(続く) pic.twitter.com/hERIa4UcdK
— しろちち@新刊COMIC ZIN&BOOTH委託中 (@shirochichi0707) August 5, 2017
藤子F先生の作品である「ある日」はそれまで楽しい趣味で盛り上がるのに最期の数ページで核戦争の話が突然起きて、お話自体が突然終わるという超展開にもう唖然としました。
突然の死は「お話では納得できない」でしょうが、「現実はこういう突然な感じが普通にある」と学びましたねほんと…— ガウルンさん (@i83472366) March 20, 2020
「ある日……」を収録しているSF短編集一覧
藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は発表された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。
ここでは「ある日……」を収録しているSF短編集を一覧でご紹介します。
- 異色短編集 6巻(ゴールデンコミックス/小学館)
- 藤子・F・不二雄 SF全短篇 3巻(中公愛蔵版/中央公論社)
- 藤子・F・不二雄 [異色短編集] 3巻(小学館叢書/小学館)
- 藤子・F・不二雄 [異色短編集] 4巻(小学館文庫/小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 7巻(小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集 8巻(My First BIG/小学館)
- SF・異色短編 4巻(藤子・F・不二雄大全集/小学館)
上記のように「ある日……」は複数のSF短編集に収録されているため、「ある日……」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。
結論を言うと、「ある日……」に限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。
藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版
- 巻数:全8冊
- 価格(電子書籍):1,320円
- 価格(紙の書籍):1,980円
『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』には、1冊に10作品以上の短編漫画が収録されており、かつ様々なサイトで販売されているので購入もしやすくオススメです。
「ある日……」を収録する『SF短編集PERFECT版』をお得に読む方法
日本国内の電子書籍52サイトを徹底比較した結果、以下の3サイトにて『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』を数百円の格安価格で購入できることが分かりました。
- ebookjapan:たくさんのSF短編作品を読みたい方向け
- コミックシーモア:とりあえず1冊SF短編集を読んでみたい方向け
- U-NEXT:SF短編作品と一緒に、藤子先生の映像作品も見たい方向け
上記3サイトでは、初回購入時などに配布されるクーポン・ポイントを利用することで、「ある日……」などのSF短編漫画を多数収録する『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版(7)』を数百円の格安価格で購入することができます。
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