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藤子・F・不二雄のSF短編「白亜荘二泊三日」のあらすじ・ネタバレ

白亜荘二泊三日 藤子・F・不二雄 SF短編集
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みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま(@fujiko_comic)です。

 

本記事では、藤子・F・不二雄先生のSF短編漫画「白亜荘二泊三日」のあらすじ、ネタバレを詳しくご紹介していきます。

また記事の最後では、「白亜荘二泊三日」を収録するSF短編集についても一覧で解説していきます。

この記事の内容
  • 【ネタバレあり】「白亜荘二泊三日」のあらすじ
  • 「白亜荘二泊三日」を収録するSF短編集一覧

この記事の信頼性

気ぶりの爺さま
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この記事を書いている私は藤子・F・不二雄先生の大ファンであり、すべてのSF短編集112作品を読破しています。
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【ネタバレあり】「白亜荘二泊三日」のあらすじ

近未来のとある町、旅行予約センターから帰ってくる父親を息子が出迎える。

家では娘と母親も父親の帰りを待っていた。三人が父親に夏休みの旅行が予約できたか尋ねるが、父親はなかなか口を開かない。三人は友人達の旅行先を口々に言い父親に詰め寄った。

父親はやっとカバンから一冊のパンフレットを三人の前に取り出した。それは「白亜荘-御利用の手引き」だった。

三人は歓喜の声を上げ、父親は千二百倍の抽選を当てたことを得意そうに言った。子供達は中生代の貝収集や恐竜狩りをすると喜んだが、父親は二人に航時法のことを言い、古代生物の殺傷収集が現在に大きく影響することを教えた。

いよいよ白亜紀二泊三日時間旅行の当日がやってきた。家族に割り当てられたのは七千百七十四万二千九十五年前の7月8日、場所は北米ユタ州で前後百年間の時間旅行者は一人もいないということであった。

白亜荘に着いた家族の前に恐竜スコロサウルスが現れた。驚く子供達と母親に、「この時代の動物達には我々が見えないんだ。マジック・ミラー効果というんだ。」と父親は説明し、透明人間だから大いに遊ぼうと言った。

家族は白亜紀の海で海水浴を楽しみ、翌日は車で恐竜見学に出掛けた。途中で息子がライフル銃を見つけ触っていると、父親は慌てて取り上げた。皆がけげんそうに父親に聞くと万一のためと口を濁した。

次第に子供達は恐竜に慣れ、プテラノドンにぶら下がったり、恐竜に乗ったりと大騒ぎ。見かねた父親は、人間と恐竜どちらにけががあっても取り返しがつかないと子供達に注意をした。

恐竜見学を続け、父親から恐竜や哺乳類について説明が始まった。

今家族が来ている白亜紀後期になって、哺乳類は急激に進化の道をたどり始めたが、原因は誰にも分らないと言った。

父親は「何か突然変異、例えばある個体が強い放射能でも浴びたかもしれないな。」と話した。

恐竜見学は続き、遂に恐竜の王者ティラノザウルスが現れた。皆が興奮していた時、突然ティラノザウルスが突進してきた。逃げる母親・子供達の前で、父親は「あれが解禁獣だな!」と言い、ライフル型熱線銃でティラノザウルスを仕留めた。

実は、特別に申請しておけば一頭に限り恐竜狩りが出来るオプションがあったことを打ち明けた。母親は無断で高い料金の恐竜狩りをしたことを怒り、夫婦喧嘩が始まるのだった。

そのあいだ子供達はこっそり動物を捕まえて持ち帰ることにした。

その日の夜、夫婦はまだ喧嘩が終わっていなかった。息子は捕まえた動物を台所の原子レンジに隠したが、姉に放射能を浴びたらどうするのと注意される。

その時、台所から食事の支度をしていた母親の叫び声がした。

原子レンジからネズミが飛び出してきたと言い、父親に抱きついた。「それは多分、トリコノドンだろう。原始哺乳類さ。あんなのが進化していって人類が誕生したわけだ。」と父親は言った。

白亜荘から逃げるトリコノドン、もしかすると我々の御先祖かもしれない…。

 

「白亜荘二泊三日」を収録するSF短編集一覧

藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は作成された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。

ここでは、「白亜荘二泊三日」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。

「白亜荘二泊三日」の収録作品一覧
  • 藤子不二雄SF傑作 超兵器ガ壱號(アクション・コミックス/双葉社)
  • 藤子・F・不二雄 SF全短篇 3巻(中公愛蔵版/中央公論社)
  • 藤子・F・不二雄SF短篇集 4巻(中公文庫コミック版/中央公論社)
  • 藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 7巻(小学館)
  • 藤子・F・不二雄SF短編集 12巻(My First BIG/小学館)
  • SF・異色短編 3巻(藤子・F・不二雄大全集/小学館)

上記のように「白亜荘二泊三日」は複数のSF短編集に収録されているため、「白亜荘二泊三日」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。

結論を言うと、「白亜荘二泊三日」だけに限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。

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気ぶりの爺さま
「藤子・F・不二雄 SF短編漫画図鑑」管理人。藤子・F・不二雄先生のSF短編集をこよなく愛しており、すべての短編集を読破。SF短編集の素晴らしさを伝えると同時に、お得にSF短編集を読む方法も発信しています。
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