藤子・F・不二雄のSF短編漫画「マイホーム」のあらすじ・ネタバレ

 

みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま（@fujiko_comic）です。

 

本記事では、藤子・F・不二雄先生のSF短編漫画「マイホーム」のあらすじ、ネタバレを詳しくご紹介していきます。

また記事の最後では、「マイホーム」を収録するSF短編集についても一覧で解説していきます。

この記事の信頼性

 

 

【ネタバレあり】「マイホーム」のあらすじ

家を建てることを検討している家族がいた。

両親と子供が2人。セールスマンと共にどうにか家を建てられないか話し合っていた。すると、セールスマンに石炭紀に家を建てることを提案される。

石炭紀は温暖な気候で住みやすく、恐竜もまだいない。さらに、タイム列車と呼ばれる時間を超えて出ている列車があるため、通勤などにも問題はないらしい。

子供たちも家を建てることを大いに歓迎したため、まだ建てることは決めてはいないものの、とりあえず見学に行ってみることにした。

列車に乗って過去に行く。3億年遡り、不動産会社がある場所に着く。急いで会社の中に入ろうとすると、不動産会社の社員と思しき男に呼び止められる。

男が乗ってきたタイムマシンで8年前に遡り、ようやく石炭紀にたどり着いた。不動産社員の男は立体映像でモデルハウスを出し、自由に見学させる。

内装も注文に応じて変更できるし、通勤もさらに便利になる。お金も即金で払う必要があるものの安い。そんな社員の口車も手伝い、とうとう家族は家を買うことを決めた。

しかしそんな中、それまで近くの海で遊んでいた子供たちが退屈し、勝手にタイムマシンを動かして、さらに過去に行ってしまう。過去の世界は火山が噴火し、そこら中に溶岩が飛び散っている危険な状態であった。

命の危険が迫る中、子供たちは逃げ惑うのみであったが、タイムパトロールが現われ間一髪で救出する。さらに、両親のいる時代まで連れていってくれた。

そしてそこで衝撃の事実が判明する。不動産会社の社員は本物の社員でなく、実は悪徳業者であったのだ。

子供たちが偶然、タイムパトロールのお世話になったおかげで家族は騙されずに済んだのだ。悪徳業者がタイムパトロールに逮捕されたところで物語は終わる。

 

「マイホーム」を収録するSF短編集一覧

藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は作成された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。

ここでは、「マイホーム」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。

上記のように「マイホーム」は複数のSF短編集に収録されているため、「マイホーム」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。

結論を言うと、「マイホーム」だけに限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。

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