みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま(@fujiko_comic)です。
一千年の時間と、一千光年の距離が離れてしまった恋人2人が奇跡の再会を果たす「一千年後の再会」。
藤子・F・不二雄SF短編集の中でもそこまで有名な作品ではありませんが、読んだ誰もが感動する名作SF短編漫画です。
この記事では、そんな「一千年後の再会」のあらすじやネタバレ、オチなどをご紹介していきます。
記事の後半では、「一千年後の再会」を収録するSF短編集を数百円の格安価格で購入する方法も解説します。
- 【ネタバレあり】「一千年後の再会」のあらすじ・オチ
- 「一千年後の再会」の感想・考察
- 「一千年後の再会」を収録するSF短編集を格安購入する方法
この記事の信頼性
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「一千年後の再会」の登場人物
「一千年後の再会」のあらすじ・ネタバレを解説する前に、登場人物を簡単にご紹介していきます。
登場人物①:ジョウ・カタクラ
本作の主人公。
些細なことが原因となり、恋人のウバと別れてしまう。
ウバがタイムマシンで1000年先の未来に行ってしまうことをきっかけに、ジョウも千光年先の外宇宙へと旅立つ「コロンブス計画」に参加する。
登場人物②:ウバ
主人公であるジョウの恋人。
ジョウと別れた後、タイムマシンの試作品ST-08で1000年先の未来に旅立ってしまう。
登場人物③:クリストファー
航空宇宙局に所属する航宙士。
もともとクリストファー本人の強い希望により「コロンブス計画」に参加する予定だったが、出発間近に思い直し、ジョウに身代わりをお願いする。
登場人物④:局長
ウバが勤務するタイム・マシン開発局の局長。
タイム・マシン開発局の存続のため、ウバにタイムマシンの実験に参加させることを目的に、ジョウと別れる心理的操作を行う。
【ネタバレあり】「一千年後の再会」のあらすじ・オチ
舞台は遠い未来の世界。
パイロットのジョウと科学者のウバは恋人同士であったが、ささいなすれ違いから発した亀裂は、最早修復し難いものになっていた。
ジョウを忘れたいがために、タイム・マシン開発局の有人実験に志願したウバ。彼女の頑なな態度に違和感を感じ、必死に説得をするジョウ。しかしウバは去って行ってしまう。
ナイトクラブでやけ酒を飲んで荒れるジョウだが、自分よりも酷く酒に酔って暴れる男がいた。追い出された男を介抱したところ、それが「コロンブス計画」の航宙士クリストファーであると気付く。
「コロンブス計画」とは、目的星を設定せず亜光速で航行し、観測データを地球に送り続ける、壮大かつ無謀な計画。クリストファーは自ら「コロンブス計画」の参加を志願したものの、土壇場で怖気づいてしまったのだ。
地球で老いて死にたいと嘆く彼に代わって、計画への参加を申し出たジョウ。そして宇宙船の出発時刻を、ウバのタイムマシン実験の開始時間に合わせるよう願い出たのだった。
迎えた二人の運命の日。それぞれ千年の時間の彼方と、千光年の宇宙の彼方へと隔てられようとしていた。
実験開始の直前、局長からこの計画にはタイム・マシン開発局の存続のための政治的意図があったこと、そのためにウバの思い込みを極度に増幅させる心理操作があったことを告げられる。
真実を悟り、ジョウの名を呼びながら未来へ送られるウバ。同じ頃、ジョウもまた彼女の名を叫びながら、宇宙へ旅立った。
宇宙船の中で孤独に年月を送るジョウ。地球時間で千年が過ぎた頃、生命維持の装置が次々故障するも、奇跡的に居住可能な惑星を発見し着陸する。
未知の大地に降り立ったジョウは、始めてウバとの隔たりと、失った物の大きさを実感する。
すると一人の女性の姿が。見た目こそ変わっていたが、それは間違いなくウバだった。
タイムマシンの時間移動は、同じ座標の上で行われる。宇宙は膨張し続けているので、ウバが到着した千年後には、地球の位置にこの惑星があったのだ。
それを瞬時に理解し、駆け寄る二人。千年後の再会を果たした彼らは、残された時間を共に過ごせる喜びに満ちていた。
Twitterでの「一千年後の再会」の感想・考察
ここでは、実際に「一千年後の再会」を読んだ方のTwitterでの感想・考察をご紹介していきます。
「一千年後の再会」の作品内容に対する疑問点や、他の方の読んだ感想などが知りたい方は参考にしてみてください!
SF短編では、『老年期の終わり』がめっちゃ好き。あと『一千年後の再会』もいい。とくに一千年後の再会は一般的な評価はそんなに高くないと思うけど、あの雰囲気が最高。
— あかさた なぞろ🦖 (@akasata7zo6) January 16, 2014
藤子F不二雄の短編「一千年後の再会」を二時間の映画にしたらSF映画史に残る傑作になると思うんだ。タイトルが激しくネタバレだが…盲亀浮木の話を冒頭に持ってくる構成は見事にやられた。妄想が止まらない
— 森英人 (@give_and_mori) August 20, 2012
ドラえもんチャンネルが『ミノタウロスの皿』とか『ある日…』とか『ヒョンヒョロ』とか『ノスタル爺』とか次々と公開して盛り上がってるのなんかいいなぁ。
F先生のSF短編は本当に名作揃い。ちなみに私は『一千年後の再会』が好きです。公開してけろ。
— ニョニョ村🖇 (@nyonyo_makoto) February 10, 2021
「一千年後の再会」の時空間ロマンシングが素晴らしい。
— ヨシカ (@Mad_glass) February 11, 2014
一千年後の再会がロマンチックで好き
時間と空間を隔てても再会する2人も最高じゃし
失恋後の行動って少なからず判断力を失ってる状態のその人の価値観がでて愛しいね— 茶花 (@gurelu) July 2, 2020
「一千年後の再会」と映画「インターステラー」との共通点は?
インターステラー
【見どころ】
物理学者のスペーストラベル理論に基づいた宇宙の姿と神秘を、過酷な任務に臨む父とその家族の愛と絆を絡ませながら描いていく。主演はマシュー・マコノヒー。【ストーリー】
劇的な環境変化によって寿命が尽きかけている地球。元テストパイロット・クーパーは、人類が移住するための新たな星を探すミッションに選ばれる。愛する息子と娘との再会は望めない。それでも彼は、泣きじゃくる娘に「必ず帰ってくる」と約束するが…。引用:U-NEXT
2014年に公開されたクリストファー・ノーラン監督による「インターステラー」ですが、ここまでご紹介した藤子先生の「一千年後の再会」とストーリーの共通点が多いと噂されています。
詳しいストーリーの類似点に関してはここでは割愛しますが、実際にTwitterでも「一千年後の再会」と「インターステラー」の共通点について多くのツイートがされています。
すでに多くの人が指摘しているとおり『インターステラー』は藤子F先生の宇宙を舞台にしたSF短編(『旅人還る』『一千年後の再会』『宇宙人』『老年期の終り』など)と共通性の見つかる映画でもありました。『 のび太の宇宙開拓史』を思い出さずにはいられない場面にはニヤリとしました。
— 稲垣高広(仮面次郎/koikesan) (@kamenjiro) January 18, 2015
創刊号から毎月購読している「映画秘宝」✨
最新号を読んでいましたら、突然の藤子・F・不二雄先生の文字を発見❗️
ノーラン監督のSF映画特集にて‥
「宇宙開拓史」でのワープ航法や「一千年後の再会」「旅人還る」などを挙げて考察されていました😊
子ども時代からSFに親しんできたのを実感です😊🛸✨ pic.twitter.com/AnY2oEzRmR— のびろべえ (@nobirobe) August 23, 2020
もう多くの方が言及されてることですが、インターステラーは藤子・F・不二雄の『ノスタル爺』や『老年期の終り』『一千年後の再会』『旅人還る』等(挙げるとキリがない)を思い出させる映画。古典SFに疎い私でも、F先生のSF短編で育ったおかげで、こうした他作品との連なりを感じて感動しました。
— YamaNao 🥝 やまなお (@70hico) September 9, 2020
「一千年後の再会」などのSF作品が好きな方であれば「インターステラー」も必ず楽しめる作品なので、ぜひ一度視聴することをおすすめします!
ちなみに「インターステラー」は、20万本以上の動画を配信している国内最大級の動画配信サービス「U-NEXT」にて完全無料で視聴することができます。
のちに詳しくご紹介していますが、U-NEXTでは「一千年後の再会」を収録する『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』を数百円の格安価格で購入することもできるので、気になる方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください!
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「一千年後の再会」を収録するSF短編集一覧
藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は発表された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。
ここでは、「一千年後の再会」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。
- 異色短編集 2巻(ゴールデンコミックス/小学館)
- 藤子・F・不二雄 SF全短篇 3巻(中公愛蔵版/中央公論社)
- 異色SF短篇 3巻(藤子不二雄ランド/中央公論社)
- 藤子・F・不二雄 [異色短編集] 1巻(小学館叢書/小学館)
- 藤子・F・不二雄[異色短編集] 1巻(小学館文庫/小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 3巻(小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集 4巻(My First BIG/小学館)
- SF・異色短編 4巻(藤子・F・不二雄大全集/小学館)
上記のように「一千年後の再会」は複数のSF短編集に収録されているため、「一千年後の再会」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。
結論を言うと、「一千年後の再会」に限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。
藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版
- 巻数:全8冊
- 価格(電子書籍):1,320円
- 価格(紙の書籍):1,980円
『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』には、1冊に10作品以上の短編漫画が収録されており、かつ様々なサイトで販売されているので購入もしやすくオススメです。
「一千年後の再会」を収録する『SF短編集PERFECT版』を格安購入する方法
Amazonなどの電子書籍52サイトを徹底比較した結果、以下の3サイトにて『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』を数百円の格安価格で購入できることが分かりました。
- ebookjapan:たくさんのSF短編作品を読みたい方向け
- コミックシーモア:とりあえず1冊SF短編集を読んでみたい方向け
- U-NEXT:SF短編作品と一緒に、藤子先生の映像作品も見たい方向け
上記3サイトでは、初回購入時などに配布されるクーポン・ポイントを利用することで、「一千年後の再会」などSF短編漫画18作品を収録する『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版(3)』を数百円の格安価格で購入することができます。
この中でも合計3,000円の割引でSF短編集を購入できるebookjapanが、個人的に最もおすすめする電子書籍サイトです。
特に上記の中でも動画配信サービスU-NEXTであれば、「一千年後の再会」と合わせてご紹介したSF映画「インターステラー」も無料視聴することができます。
U-NEXTは31日無料トライアル期間中に解約すれば料金は一切かからないので、少しでも気になる方はとりあえず利用してみるのがいいかなと思います。
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また「もう少し詳しく一千年後の再会をお得に読む方法を知りたい」という方は、【2022年最新版】藤子・F・不二雄SF短編集を超お得に読める電子書籍3サイトにて、それぞれ3サイトの特徴や、向いている方などを詳しく解説しているので参考にしてみてください!
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