藤子・F・不二雄のSF短編漫画「求む!求める人」のあらすじ・ネタバレ

 

みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま（@fujiko_comic）です。

 

本記事では、藤子・F・不二雄先生のSF短編漫画「求む! 求める人」のあらすじ、ネタバレを詳しくご紹介していきます。

また記事の最後では、「求む! 求める人」を収録するSF短編集についても一覧で解説していきます。

この記事の信頼性

 

 

【ネタバレあり】「求む! 求める人」のあらすじ

主人公の二部伊はセールスマン、百科事典を売ろうと様々な家を回るが成果を出せずにいる。1セットさえ売れない彼と違い、同じ町を回っているのに宇出木はすでに14セットも売れているのだ。

コツを聞こうとする二部伊に対して、たとえノーと言われてもそれがどの程度のノーか聞き分けられるだけだと言う宇出木、押して覆される程度のノーなら更に押すしそうでなければさっさと見切りをつけて次に行くだけだ。だがそれが分かれば苦労はない。

結局何の成果も無いままに家に帰ってきた二部伊、彼の元に宇宙人のセールスマンがやってきた。

宇宙人が売り込んできたのは需要探知機という道具、それさえあれば求める人物を突き止めることができるという。

信じない彼に宇宙人は一日だけという契約でその機械を置いていったのであった。

翌日、百科事典に関するデータを吹き込み行動開始する。するとさっそく反応が、そこは老人二人暮らしの家であった。そんな所に需要があるわけが、しかしちょうど老人の方が孫の進学祝いにと百科事典を贈ることを思いつきさっそく1セット売れたのだ。

結局37セットも売って大喜びの二部伊は機械を買うことを決意した。だが宇宙人から伝えられた金額は100万、思った以上の大金だ。今すぐには無理だというも、会社を整理した時の退職金があるはずだと言ってくる宇宙人、すっかり調べられているのだ。

本来であれば発展途上星でこういった商売は禁止されているそう、でも宇宙人もまた不景気で買ってくれる先がなく地球までセールスにやってきたのであった。

高いけれども将来的に役立つもの、宇宙人の側も無事商品が売れてと互いに幸せな気持ちで別れを告げたのであった。

営業成績が上がれば生活も安定する、そうなると結婚もしたいものである。

脚の長さとか学歴にこだわらない女性はいないか、彼はそれもまた機械を使って調べるのであった。

 

「求む! 求める人」を収録するSF短編集一覧

藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は作成された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。

ここでは、「求む! 求める人」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。

上記のように「求む! 求める人」は複数のSF短編集に収録されているため、「求む! 求める人」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。

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