みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま(@fujiko_comic)です。
本記事では、藤子・F・不二雄先生のSF短編漫画「親子とりかえばや」のあらすじ、ネタバレを詳しくご紹介していきます。
また記事の最後では、「親子とりかえばや」を収録するSF短編集についても一覧で解説していきます。
- 【ネタバレあり】「親子とりかえばや」のあらすじ
- 「親子とりかえばや」を収録するSF短編集一覧
この記事の信頼性
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【ネタバレあり】「親子とりかえばや」のあらすじ
深夜に「開けてくれ」とドアをノックし続ける青年、だが「おまえみたいなやつは親でも子でもない」と父親はご立腹の様子だ。
浪人生でありながらふらふらとする彼、しかも「勉学には限界を感じた・進学こそがすべてではない」と青い主張もしてくる。そのくせ、ディスコで出会った女性にいっちょ前に恋をしてデートも楽しんでいるのだ。
何とか冷静にと気を落ち着けながら大人としての立場から論していた父親だが、そんな親の心は子知らずで家を出て同棲するなどとまで言い出した。ショックでぶっ倒れた父、そのまま布団へと入ったのであった。
そして翌日、なぜか父と子は入れ替わっていた。血圧の高い母親には知られるまいと何とかそれぞれの生活を継続させることを決意する彼ら、そんな中で息子はしょぼくれたおやじだと思っていた父親が実は会社にとってかけがえのない存在だということを知る。父はいつも周りに息子の自慢ばかりしていて呆れるほどの親ばかっぷりなのであった。
そして父もまた、ディスコで出会ったということでチャラチャラしている印象しかなかった息子の彼女が現実をしっかり見つめてきちんと立っている立派な女性であることを知る。彼女は同棲をしたいと言い出した彼の言葉にただ浮かれていたのではなく、単なる逃避だということも分かっていたのである。
そしてそれをちゃんと相手に伝えて説教してくれる、そんな素晴らしい人でもあった。ディスコにも行って実態も見てくる。
お互いの立場に立ったからこそ見えてくるものがある、夜になって出会った二人はいつの間にか心と精神が正しい場所にと戻っていた。
頭ごなしにしかりつけるのではなく互いを尊重しながら、二人は仲良く家へと帰っていくのであった。
「親子とりかえばや」を収録するSF短編集一覧
藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は作成された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。
ここでは、「親子とりかえばや」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。
- 異色短編集 6巻(ゴールデンコミックス/小学館)
- 藤子・F・不二雄 SF全短篇 3巻(中公愛蔵版/中央公論社)
- 藤子・F・不二雄 [異色短編集] 3巻(小学館叢書/小学館)
- 藤子・F・不二雄[異色短編集] 4巻(小学館文庫/小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版 8巻(小学館)
- 藤子・F・不二雄SF短編集 11巻(My First BIG/小学館)
- ビッグコミック×藤子・F・不二雄 SF短編集 上巻(ビッグコミックス/小学館)
- SF・異色短編 2巻(藤子・F・不二雄大全集/小学館)
上記のように「親子とりかえばや」は複数のSF短編集に収録されているため、「親子とりかえばや」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。
結論を言うと、「親子とりかえばや」だけに限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。
藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版
- 巻数:全8冊
- 価格(電子書籍):1,320円
- 価格(紙の書籍):1,980円
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