藤子不二雄のSF短編漫画「ひとりぼっちの宇宙戦争」のあらすじやネタバレ・感想

 

みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま（@fujiko_comic）です。

 

本記事では、藤子・F・不二雄先生のSF短編漫画「ひとりぼっちの宇宙戦争」のあらすじ、ネタバレを詳しくご紹介していきます。

また記事の最後では、「ひとりぼっちの宇宙戦争」を収録するSF短編集についても一覧で解説していきます。

この記事の信頼性

 

 

【ネタバレあり】「ひとりぼっちの宇宙戦争」のあらすじ

高度に文明に進んだ宇宙人が地球を訪れたのだ。宇宙人はその星を侵略する前に、「代理戦争」という形で一度だけ侵略を回避するチャンスを与えていたのである。

そのチャンスとは、誰も知らないうちにその星の住人の一人がランダムに選ばれ、知能や体力が等しいコピーロボットと「時を止めた地球上で一晩だけ」戦わせるというものだ。

住人が勝てば何事も無かったように宇宙人が立ち去り、コピーロボが勝てばその星を侵略するのだ。その星で選ばれたのが特別勉強ができるわけでもない、運動神経も特段と良いわけではない「どこでもいる普通の中学生」だったのである。

選ばれてしまった主人公の中学生は指令の通り、宇宙人から剣と盾を与えられてコピーロボと戦うことになったのだ。しかし、知能も体力も同じコピーロボのため、なかなか決着はつかないのだ。

接戦のそんなとき、コピーロボが足を滑らすのである。二度とない絶好のチャンスが主人公に訪れたのだ。主人公はトドメを刺そうと剣を振り上げたが、ここで主人公は少し躊躇ってしまうのだ。自分と瓜二つのコピーロボに剣を突き立てることを。

少し躊躇してしまったのが絶好のチャンスを失ってしまったのである。そこから、コピーロボの反撃が始まるだ。コピーロボの攻撃をなんとか堪えながらも主人公は「ロボットに勝てるはずがない！」と叫ぶのである。

宇宙人はそんな主人公に対して、「地球人が持つたった1つの武器で戦え」とアドバイスしてきたのである。

その宇宙人からのアドバイスを聞いた主人公は、様々な事件をへて感じ取った「地球人が持つたった1つの武器」を使い、最終的には宇宙人に勝利し、その星の侵略を回避することに成功したのである。

 

「ひとりぼっちの宇宙戦争」を収録するSF短編集一覧

藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は作成された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。

ここでは、「ひとりぼっちの宇宙戦争」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。

上記のように「ひとりぼっちの宇宙戦争」は複数のSF短編集に収録されているため、「ひとりぼっちの宇宙戦争」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。

結論を言うと、「ひとりぼっちの宇宙戦争」だけに限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。

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