藤子不二雄のSF短編「世界名作童話集」全5話のあらすじ・ネタバレ

 

みなさんこんにちは、気ぶりの爺さま（@fujiko_comic）です。

 

「眠れる森の美女」や「浦島太郎」など、世界的にも有名な童話を藤子・F・不二雄先生のオリジナルストーリで描く「世界名作童話集」。

この記事では、そんなSF短編漫画「世界名作童話集」の全5話のあらすじ・ネタバレなどを詳しくご紹介していきます。

記事の最後では、「世界名作童話集」を収録する『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』を数百円の格安価格で読む方法も解説します。

 

 

【ネタバレあり】「世界名作童話集」の各話あらすじ

ここでは、藤子・F・不二雄先生の「世界名作童話集」の全5話のあらすじ・ネタバレを詳しくご紹介していきます。

第1巻「みにくいアヒルの子」

そっくりな兄弟たちの中に「なぜ僕だけこんなにも美しいのか」と疑問を持つアヒルの子がいた。

疑問を持ったアヒルは、ある日本当の親を探しにいくが、そっくりだと思った白鳥からは全然似ていないと言われてしまう。旅を続けるうちにアヒルの子はだんだん汚れてきて、体が黒くなっていった。

空から「アホー、どこ、うろついてんだよっ、このガキは」という声。「ぐずぐずしていると、おいていくよ。」

いつしかアヒルの子は、風船にくくりつけられカラスの群れと一緒に飛んでいたのだった。

第2話「ねむれる森の美女」

百年ものあいだ魔力で眠り続けたねむり姫は、王子のキスで魔法が解けたことで目覚める。

めでたく結婚した夜、姫は百年も眠り続けたので、目がさえて眠れない。王子も家来も犬も気持ち良さそうに眠っている。

くやしくて、フライパンを叩いて城内を練り歩いた。このときから、姫は「ねむれぬ森の王女」と呼ばれるようになった。

第3話「うらしま太郎」

うらしま太郎の本当のお話。

太郎が助けたのは実は亀でなく、タコだった。そのタコは実は宇宙人で、カメでなくカメ型ロケットに乗り、太郎は竜宮城でなく水ガメ座二番星「リューグージョー」に行き、夢のように楽しい日々を過ごした。

そろそろ帰ろうとすると、光速ロケットの効果で地球では300年がたっているという。ヤケクソになった太郎は、いろんな星に寄り道をして地球に戻ることにした。

太郎が地球に戻った頃には、進化がひと回りして「サルの惑星」になっていた。

第4話「ヘンゼルとグレーテル」

お菓子の家で捕まった二人は、魔女に食べられそうになる。

しかし、兄ヘンゼルは痩せてまずそうなので、魔女はヘンゼルを太らせてから食べることにした。だが、魔女が食事を与えると「まずくて食べられない」と言われる。

悔しい魔女は妹グレーテルに料理の指導を受け、どんどん腕が上達していった。二人に、レストランを開いたら大繁盛とおだてられ、とうとう森にレストランまじょ屋を開店してしまう。

「すぐにのっちゃうのが私の悪いクセ」とため息をついた。

第5話「ジャックと豆の木」

「ジャックと豆の木」の童話を読んだご存知ジャイアンが、雲に乗りたくなりドラえもんにジャック豆をねだるが、そんなものはないと断られ笑い飛ばされる。

悔しいジャイアンは豆を探して、くる日もくる日も歩き回った。豆はみつからないが、気づけば足にマメができたので、それを土に蒔いて水をやって育てることにする。

ある日、足のマメを蒔いた場所から本物の足が生えてきた。大きく育った足でジャイアンは蹴り飛ばされ、空高く飛んでいった。

それを見たドラえもんは「努力すれば願いはかなえられるんだね。」とつぶやいた。

 

「世界名作童話集」を読んだ方のTwitterでの感想・考察

ここでは、実際に「世界名作童話集」を読んだ方のTwitterでの感想・考察をご紹介していきます。

藤子F版世界名作童話、なぜか『ジャックと豆の木』だけドラえもんワールドなんだよな。なんか変で好き。 pic.twitter.com/UoSV1N4uHJ

— (○´ω｀○)ゞ (@ToshIYk) August 8, 2020

藤子・F・不二雄の世界名作童話、これ本元に怒られなかったんだろうかw

— ゆちき*指が足りない* (@tukareta_888) August 6, 2020

藤子不二雄の世界名作童話5巻ジャックと豆の木、主人公がジャイアンだw

— runrunבンゲラ (@maruhowa) April 21, 2013

某CMの件で色々ググってたら、藤子・F・不二雄のSF短編で「世界名作童話」ってパロディ作品があるんだけどその中の「ヘンゼルとグレーテル」の「僕ら食べる人、わしゃ作る人」というセリフのオリジナルを見つけた。ずっと「どっかで聞いたようなフレーズ」だと思ってたんだよなｗ

— すぎ． (@sugipack) March 22, 2015

 

「世界名作童話集」を収録するSF短編集一覧を紹介

藤子・F・不二雄先生のSF短編作品は作成された年代がバラバラとなっていることから、合計22冊ものSF短編集が書籍化されています。

ここでは、「世界名作童話集」が収録されたSF短編集を一覧でご紹介します。

上記のように「世界名作童話集」は複数のSF短編集に収録されているため、「世界名作童話集」を読みたくても、どの書籍がオススメなのか分からない方もいらっしゃると思います。

結論を言うと、「世界名作童話集」だけに限らず藤子先生のSF短編集を読むなら、すべてのSF短編112作品が収録された完全版書籍『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』の購入をオススメします。

『藤子・F・不二雄SF短編集PERFECT版』には、1冊に10作品以上の短編漫画が収録されており、かつ様々なサイトで販売されているので購入もしやすくオススメです。

 

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